日本在住外国人が集まる掲示板で「日本語が流暢になった後、日本での生活はどう変わった?」というスレッドが立ちました。
これに対する外国人の反応を翻訳しました。
海外の反応
(投稿者)日本語が流暢になった後、日本での生活はどう変わった?俺の場合はこうだ。
1. 日常生活:買い物などで他人を頼る必要がなくなった。
2. デート:天国になった。
3. 仕事:日本語能力が向上したら求人の幅が広くなったけど、あることに気づいたよ。日本人たちは仕事中、俺が流暢に日本語を喋ることだけじゃなく、日本人のように考え日本人のように振る舞うことも求めているってことをね。これにはうんざりするしモチベーションが下がったよ。外国語である日本語と日本文化を学んだ努力の過程はまったく評価されないし、日本人のように振る舞うことをいつも要求されるからね。日本語が流暢になった後、日本在住のみんなはどんな体験をした?対処方法も知りたいな。
■ 良い点:手助け無しに仕事や行政手続きをこなして日常生活を送れること。
悪い点:上司が俺に日本語の資料を手渡す時に、俺がネイティヴの日本人と同じスピードで文章を一瞬で把握できると思っていること。
→まさにこれ。外国語を翻訳するのにどのくらい時間がかかるのか日本人は過小評価しているよね。
→ほんとこれ。俺の漢字能力は改善する必要がまだあるけど、日本語の書類を手渡しされたり、PCの画面上で何かを話す時に、一瞬で日本語の文章を把握することが期待されてるね。
→手書きのメモを読む時が一番やっかい。
■ 同感。特に仕事上で流暢な日本語を喋るとその後は、日本人と同じ振る舞いを期待されるんだよね。「日本語は上手だけど、振る舞いは日本人ではないね」って俺は言われ続けてきたよ。
■ 俺の同僚たちは俺に日本人のように振舞ってほしいみたい。それはできないし今後もしないな。特にやっかいなのは、仕事が終わったのに同僚が「なんで早く帰るの?」って言ってくる時だな。
→仕事の生産性って6時間経つとそれ以降はひどく低下するらしい。
■ デートの時、日本語が上手だと「外国人」扱いが無くなって普通の人として扱われるようになること。その人のことをよく知れるようになったよ!
■ 良い点:日常生活を手助けなく送れること(ただし、契約書や市役所への提出書類などの専門的な知識を必要とする場面は除く)
悪い点:日本語で聞いたジョークを日本語を知らない友達に伝える時、上手に翻訳ができないこと
→ジョークは外国語では説明できないものだよ。直訳的にしか伝わらないからね。
■ 日本のテレビ番組がいかに酷いのかがわかったよ。
→テレビ番組については俺は反対意見だな。俺が日本に最初に来た時、テレビを見ても何も理解できなくてイライラしてた。いまは日本語が上達したからテレビ番組を見ても理解できるし楽しいよ!ひどい番組は多いけど、例えば「ホンマでっかTV」のような難しい専門用語が出てくる面白いトリビアを紹介してくれる番組が俺は好きだな。とても役に立つしね。司会者とゲストの間のやりとりも見てて面白いよ!
→同意。俺はクイズ番組全般が好きだよ。
翻訳元:goo.gl/Ygyidn