海外掲示板で「外国では日本の音楽に接触できる機会が少ないのはなぜ?」というスレッドが立ち、外国人から様々な意見が寄せられています。
以下、外国での日本の音楽事情に対する海外の反応を翻訳しました。
外国での日本の音楽事情に対する海外の反応
(投稿者)何で日本の音楽は外国では入手が難しいの?
■ 私はここ数年この状況に不満でいっぱいだよ。アメリカのiTunesでは日本の音楽を購入できるけど、曲を探す時にJ-POPの曲名を知っておかないといけないし、それだと数多くのまだ知らぬJ-POPの曲を探すことができないんだ。というのは、アメリカのiTunesでは「J-POP」というジャンルで曲名を探すことができないから、日本のiTunesに行って何がいま流行ってるかいちいち見に行かなきゃいけないんだ。
■ 日本の音楽業界の国内マーケットは巨大だから外国に進出する必要がないんだよ。それに対して韓国の音楽業界はちっぽけだから、K-POPは世界に進出しているね。だから日本でもたくさんのK-POPグループがデビューしている。
でも、日本は高齢化社会だから、近い将来、外国の若者をターゲットにした戦略を余儀なくされると思うな。最近では、ベイビーメタル、One Ok Rock、RadwimpsなどがJ-POPの世界的人気を牽引しつつあるけどね。
■ フィンランド人です。Radwimps、サカナクション、フレデリック、Meiso(めいそう)、水曜日のカンパネラ、Dotamaなどを聴いてるよ。Youtubeや日本のiTunesアカウントを使ってJ-POPを聴いてるんだ。もっと簡単にJ-POPにアクセスできたらいいのにな。
■ 和楽器バンドが大好きなんだけど、Google Play Musicで彼らの曲はたった1つしか利用できなかった T_T
■ 英語やそれ以外の外国語で日本の音楽を見つけ出すのは本当に難しいよね。
■ アメリカではアニメへの関心がとても高いんだ。アニメのオープニング曲やエンディング曲を歌った歌手は、アメリカでは知名度がある程度あるよ。例えば、L’Arc-en-Cielは「鋼の錬金術師」のテーマ曲を歌ったから多くのアメリカ人は、アニメを通じて彼らの音楽に初めて接した人たちも多くいるよ。
■ 日本のiTunesアカウントを作って、Amazonで日本のiTuneカードを購入すれば問題ないよ。 それにしても、radwimpsにはとても感動したよ。ここ数年radwimpsのファンなんだけど、過去、radwimpsはYoutubeで外国人ファン向けに面白い試みをしてくれたんだ。それと、俺のお気に入りは「インディゴ・ラ・エンド 」と「ゲスの極み乙女」。個人的に川谷絵音は音楽の天才だと思うよ。彼の作詞能力もね。時々、曲が乱雑な感じに聞こえるけど、本当に曲が深いんだ。
■ 東京事変は俺の好きなバンドの1つなんだ。
■ ワールドオーダーはYoutubeチャンネルを持ってるよね。彼らはセンスがあるよ
翻訳元:goo.gl/U1lU7w
音楽に限らず日本は大抵なんでも下手に市場がでかく国内完結できてしまうのが逆に世界に出れない足かせになっている場合が多い
リスクを負ってわざわざ難易度も高い世界に出なくても国内で売れるだけで巨万の富を得られるからだ
ずっとリードしてた携帯電話もこれで出遅れた
あらゆるジャンルでこれが起きているために世界の潮流とはズレてガラパゴスなどと言われる
が、いい面もある
皆同じ中、日本だけが違うと逆にオリジナリティがあって目立つからそこに惹かれる層も多い
一番いいのは日本式ガラパゴスを世界の基準にすることだが狙ってできることではないが成功すれば見返りは大きい
現在の世界の基準は元々はアメリカやイギリスのガラパゴスだったわけだしな
全盛期の和ゲーとかはこれにハマって莫大な金を産んだし、衰えてきた現在でもゲーム史を振り返れば日本は避けては通れないくらいの影響力を得た
ある意味こっちのほうが大事でもある
この先たとえロックといえば日本とかいう状態になったとしても基準を作ったアメリカのロックはずっと影響力を持つから目に見えない特許みたいなもんだ
既に開拓しつくされたとこを狙うより新規開拓して基準を作りにいくべきだ