アメリカ版Yahooニュースによれば、G20に安倍首相と共にファーストレディとして参加した昭恵夫人が、夕食の席で隣に座ってきたトランプ大統領と全く英語で会話をしなかったそうです。
これに関して、トランプ大統領はニューヨークタイムズの記者とのやり取りで、以下のように述べています。
トランプ:俺は偉大な安倍首相の偉大な夫人の隣に座ったんだ。でも彼女は英語が喋れなかったんだ。
NYT記者:全く?ゼロレベル?
トランプ:「Hello」さえなかったよ。
NYT記者:それは気まずい空気だったでしょうね。
トランプ:そうだね。厳しかったよ。だってそこに・・・時間も座ってたんだよ。
NYT記者:数時間?
トランプ:ディナーはおそらく1時間45分だった。
この内容を検証するために、Yahooニュースは昭恵夫人が国際シンポジウムの場で、英語でスピーチをしていた時のYoutube動画を掲載しました。
最後に記事は、トランプ大統領と会話を避けるために昭恵夫人は英語を話せないフリをしてたのではないか?と言う結論を下していました。また、たとえ英語ができなかったとしても「Hello」くらいは、言うべきだったと付け加えられていました。
この記事に関して、外国人から昭恵夫人を擁護するコメントが数多く寄せられていました。
海外の反応
■ 彼女のことを非難できないよ。だって誰が自分の話しかしない傲慢な男と話したいと思う?
■ トランプの英語は支離滅裂で小3レベルだから、彼女が英語を話せないふりをしたのも納得行くよ。
■ なんて賢い女性なんだ!
■ うちのおばあちゃんは日本出身で英語も日本語も流暢に喋れるんだ。でも、好きじゃない人や話したくない人がいる時、彼女は英語が話せないフリをしてるよ!
■ 俺が昭恵夫人だったら、トランプと会話を避けるために英語を話せないフリをしてただろうね。
■ 会食の席で日本語の通訳者がいたよね。これはトランプの嘘なのかな。
■ おそらく、トランプは彼女に一度も話しかけようとしなかったんじゃないかな・・・
■ 俺はアメリカ人だけど、トランプとの会話を避けるためなら、俺も英語を喋れないフリをするだろうな。
■ よくやった、ファーストレディ。
■ 私はトランプの言うことなんて何も信じられないよ。彼は昭恵夫人が英語を喋れないと決めつけただけだよ。
■ おそらく彼女は英語は読めるけど、話せないんじゃないかな。
■ これは面白い(笑)
■ 少しの間、日本に住んでたことがあるけど、日本人が英語で「英語しゃべれません」って言うのはよくあることだよ。でも彼らは英語を理解してるよ。これは文化的な理由で、恥や誤解を受けたくない日本人が取る行動だよ。
■ これはフェイクニュースだ。
■ 賢い女性だ。でも彼女はトランプも英語が喋れないことを知っておくべきだったね。
■ 彼女は、トランプの語彙力は限られてると知ってたから、彼を避けざるを得なかったんだよ。
翻訳元:goo.gl/q24Bep
ワンポイント英語講座:英語で「気まずい」は何て言うの?
不定期で開催するこのコーナーでは、翻訳中に出てきた英語表現を紹介します。
英語で「気まずい」は何て言うのでしょうか?
正解は、awkward(オークワード、ɔːkwɚd)です。「ぎこちない、気まずい、不器用な」の意味です。
例文:
I wanted to avoid awkward silence.
俺は気まずい沈黙を避けたかった。
The guy is in an awkward situation.
その男は気まずい状況にいる。
次にawkwardを使った人の性格を表す表現を紹介します。
・socially awkward、社会的に不器用。つまり「人付き合いが苦手」の意味です。
例文:
She is introverted and socially awkward.
彼女は内気で人付き合いが苦手だ。
I think of myself as a socially awkward person, but the people around me think I’m extroverted.
俺は人付き合いが苦手な人間だと自覚しているが、周りの人間は俺を外交的だと思っている。
安倍ちゃんがトランプにべったりだから、多少バランス取ったようだね。
ファーストレディが居る首相の強みだな。