記事内容:
マーク・エスパー米国防長官が19日(現地時間)、フィリピン訪問中に韓米防衛費分担金の交渉決裂時の在韓米軍削減の可能性について、「するかも知れず、しないかも知れないことは予測しない」と言ったことが伝えられた。最近、米国当局者らが防衛費分担金の圧迫次元で駐韓米軍問題をそれとなく示唆したことはあったが「かも知れない」と水位の高い言及をしたのは初めてで、波紋が広がっている。米国が分担金引き上げで在韓米軍の削減カードを取った形である。
エスパー長官は、フィリピン国防部長官との共同記者会見で「年末までに防衛費分担金の合意がなされなければ、韓半島での軍隊の削減も考慮してるのか」という質問に、「防衛費分担金特別協定(SMA)について、私たちがするかも知れず、しないかも知れないことについて予測したり、推測はしない」と答えたとブルームバーグ通信が報じた。
こうした中、キム・ヒョンジョン大統領府国家安保室第2次長が18日、米国を訪問した後、この日帰国した事実が一歩遅れて知らされた。キム次長は、ホワイトハウスなどの米国側の要人に会い、来たる23日0時に終了される韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)と防衛費分担金の問題を議論した。
一方、米国政府の過度な圧迫に批判の声も高まっている。共に民主党のイ・ジェジョン報道官は、ハリー・ハリス駐韓米国大使が、イ国会情報委員長などに防衛費増額で圧迫したことと関連し、「ハリス大使がいる限り、米国大使館へご飯を食べに行かない。あんな失礼な人は初めて見た」とし「外交官ではない」と非難した。
引用元:https://bit.ly/2KFO30M
このニュースに韓国人から関心の声が寄せられていました。
以下、韓国人の反応を翻訳しました。
韓国人の反応
■ トランプは商人であり、政治家ではない…
■ いつまでこのような屈辱を子孫に受け継がせるのだろうか?自主国防!!核開発が急務である!!
■ 周辺はことごとく敵国だけだね…
■ 駐韓米軍撤収!
■ それなら核開発カードを取り出そう。
■ この際、駐韓米軍を撤収させ、独自に核兵器を開発して自主国防を実現しましょう。
■ 韓米同盟の価値をお金だけで計算しないでください!トランプよ!
■ 韓国も駐米韓国軍を派兵して分担金をもらおう。
■ 米軍は撤収しろ。私たちも核保有国になろう。
■ イジメだね。
■ 香港を見ろ。あの程度の事態でも香港を助けない米国が、有事の際に韓国を熱心に助けてくれるだろうか?第2次大戦の頃、ソビエトと中共を牽制するために、韓国を奪還しなければならなかったから助けたが、今のように中国との経済冷戦をしている時代に、米国は有事の際に助けてもくれそうもない。
■ 核兵器を作る必要がない。なんだかんだ言っても、米軍は絶対に撤退しない。
■ 撤退しろ。
■ 米軍を削減してトランプが再選に失敗するのを一度見てみよう。
翻訳元:https://bit.ly/2KFO30M
在韓米軍縮小報道が正しいのか今ひとつわからないけど、仮にそういうことがあったとして、それは在韓米軍の駐留費の問題であってGSOMIAの延長問題じゃないんじゃないか?
多分アメリカからの強烈な圧力からGSOMIAを破棄しない方向に舵を切ったんだとは思うが、GSOMIAを破棄しない決定をしても駐留費増額要求(それに伴う在韓米軍縮小問題)は残ると思うんだけど。