記事内容:
後藤謙次解説委員「ムン・ジェイン大統領とG20(主要20カ国)で会談していたら、日朝関係の新たな局面が展開されていただろうか。」
安倍晋三首相「おそらくそんなことは起こらなかったはずだと思っている。残念ながら、今、北朝鮮に対して最も影響力のある人は、習近平国家主席、トランプ大統領だと思う。」
3日夜、日本の民放のテレビ朝日のメインニュースに出演した安倍首相と後藤解説委員との間の対話は、終始息もつけないほどの雰囲気で行われた。
会話の内容が韓国に移るとすぐ安倍首相が「ムン大統領は日本人拉致問題を含む日朝関係の進展の助けにならない」という趣旨を述べた。このように表現するのは外交欠礼のうえ、タブーを超えているため反発を買う可能性がある。
安倍首相の発言は続いた。
後藤「G20首脳宣言で自由貿易を強調したが、直後、韓国の輸出規制の発表があった。矛盾したメッセージではないか。」
安倍「全くない。今回の措置は禁輸措置ではなく、通常の貿易関税を課すということでもない。国際的な約束を守らなければ優遇措置を与えることができないと判断したものである。国際約束が休止になった。」
後藤「国民の感情を静めることがリーダーの重要な役割ではないか。」
安倍「前回相手が出した(徴用問題の解決)方法は、私たちは到底受け入れられることができなかった。「向こう側」(韓国)が(福島県)周辺水産物(の禁輸)に、より多くの地域を追加するか分からないので、日本もやる時は、やるというところを見せなければならない。」
安倍首相はこれまで「輸出規制措置は、安全保障をのための輸出管理の次元」と語っていた。しかし、この日の放送では、規制が政治的報復措置という「本音」を露骨に表わしたわけだ。
安倍首相のこの日の発言は、それ自体、積極的であったが、肝心の日本人がもっと驚いた表現は別にあった。
安倍首相は水産物禁輸措置に言及する時、韓国を「向こう側」と呼んでいたが、これは主に敵対的な関係の相手を呼ぶ表現である。日本の有力メディアの幹部は「国家間の関係でも、もちろん日常会話でも使用するには慎重な表現」とし「安倍首相は北朝鮮にも、このようには言わないだろう」と語った。それとともに「安倍首相が韓国とムン大統領をどのように考えているか本音が明らかになった表現」と語った。
韓国内では「輸出規制は、参院選(7月21日)を控えて得票を狙って引いたカードなので、選挙後に解決の糸口が生じるだろう」という期待がある。
しかし、日本の首相官邸と政界の気流は違う。安倍首相の立場では慰安婦と徴用問題などムン・ジェイン政権発足後に積もってきた葛藤を念頭に選んだカードなので、簡単におさめるのは難しいようだ。安倍首相と時々電話をするという東京の外交消息筋は「首相官邸では最高裁の徴用判決後の8ヶ月間、韓国政府に一方的に無視されていたという気流が強い」とし「参院選だけのためのカードではないので、選挙後も安倍首相の態度には大きな変化はないだろう」と語った。
このニュースに韓国人から関心の声が寄せられていました。
以下、韓国人の反応を翻訳しました。
韓国人の反応
■ 恥知らずにもファクトで攻撃するなんて。。
■ この機会に対日貿易赤字をなくそう…。建国以来一度も貿易黒字になったことがない。
■ ファクト暴行だ。
■ 恥ずかしい。
■ 自分の国の大統領を非難し、日本の安倍の肩を持つ人間は誰なんですか?
■ 安倍のように唯一自国の国益だけを大切にする指導者を私たちも欲しい。
■ 日本に完全敗北だ。
■ 日本はまだ韓国を自分たちの植民地だと考えている。
■ 安倍がムン大統領の存在感に自ら自己恥辱感を感じてる姿が歴然だね!
■ 私たちを味方だと考えたことがあったのか?
■ どう見ても安倍は…ムン・ジェインにコンプレックスがあるようだ…。
■ 安倍首相は直観力がある。
■ 安倍が正しい指摘をしたね…。
■ 土着倭寇がすごく多いな。
■ 事実だね。
■ 安倍は現実の把握が上手だ。板門店で出会っただけで終戦宣言した妄想する主張するムン・ジェインよりはるかに優れている。
翻訳元:https://bit.ly/2XmDFyp
これでもまだムンの支持率が下がらないのが韓国の異常性を如実に表していますね。