韓国メディアは、1936年のベルリンオリンピックで金メダルを獲得した、日本植民地時代の朝鮮半島出身の五輪選手、孫基禎(日本語読み:そんきてい、韓国語読み:ソン・ギジョン)の国籍が、WikipediaやIOC(国際オリンピック委員会)、世界的画像情報サイトのゲッティイメージズなどで、「日本」と表記されていると、韓国の市民団体、サイバー外交使節団(VANK)が明らかにしたと報じました。
記事の主な内容:
・英語版のGoogleで「Sohn Kee – chung」または「 Kitei Son」で検索すると、検索結果ページの右上に、孫基禎に関するミニ百科事典が表示されるが、日本読みの「Kitei Son」の名前が表記されている。・Googleコリアで「孫基禎」を検索すると韓国の名前(ソン・ギジョン)が正しく表記される。
→VANK団長の声「韓国サイトでは韓国の名前を使用しながら、外国人を対象とした英語サイトでは、日本の名前を使用している二重性は、日本帝国主義を経験した韓国人の情緒や感情を全く配慮していない行為と見ることができる」
「日本植民地時代に、日本国籍の「キテイ・ソン」で記録したとしても、時代は変化し韓国が独立した現在でもそのように表記されるのは問題」「名前を併記(キテイ・ソン / ソン・ギジョン)しなければならない」
・国際オリンピック委員会(IOC)や画像情報サイトのゲッティイメージズでは、孫基禎の名前が日本読みの「キテイ・ソン」表記で、国籍は「日本」になっている。
→団長の声「IOCが孫基禎選手の名前を日本式に表記するのは、オリンピック精神の帝国主義に反対する国際社会の正義と平和の思想にも反する」「2004年から進行している是正キャンペーン「記憶せよ、孫基禎」のプロジェクトをより積極的に推進する」
・VANKはこのプロジェクトを通じて、2005年、百科事典の出版社「ブリタニカ」と歴代オリンピックの英雄を紹介するサイトなどで、孫基禎の名前表記を日本式から韓国式の「ソン・ギジョン」に変え、国籍を「韓国」に変える成果を上げた。
引用元:http://ur2.link/JJaz
このニュースに韓国人から関心の声が寄せられていました。
以下、韓国人の反応を翻訳しました。
韓国人の反応
■ 日本で合ってるじゃないか。当時、大韓民国という国自体がなかった。ふふふ。
→上のコメントのように無知なこと言う奴がいるなんて鳥肌。
→その当時、正式国名は大日本帝国であっただろうし、本土と区別する時、帝国領朝鮮と呼んでいたでしょう。朝鮮はすでに占領されてたので、朝鮮は国名ではなく地名で使われていた。
→朝鮮は光武改革以後、正式には消え、大韓帝国という国も1910年以降は消えた。そして35年の間、韓半島は日本の統治領になった。独立した外交や主権を行使する国ではなかった。民族主義史観が人々の認識をこのように台無しにした。
■ 舜臣将軍の国籍も朝鮮ではなく韓国なのか?…世宗大王の国籍も韓国なのか?
■ 歴史を忘れるな。韓国人が日本人として、オリンピックに参加したのも厳然たる歴史である…。
■ 国を奪われたのが特大の事実じゃないか!認めるべきは認めましょう。
■ これは仕方ない…。
■ コメント欄に親日派が多いね。
■ 感性的には、孫基禎選手は朝鮮の選手だが…国際的に当時の朝鮮を独立国として、地図上で扱われてなかったばかりか、また何よりも、法律的にも明らかに日本人選手として選手登録をして走ったので、これを修正することは容易ではない問題のようだ。
■ VANKも過度に民族主義性向が強いね…。
■ 誇らしい神日本の金メダリスト。
■ ムン・ジェインは臨時政府樹立の1919年を大韓民国の建国時点としているので、孫基禎の国籍を韓国と直さなければならないのは、当然の主張だ。つまり、韓国国籍なのに日の丸をつけて走った孫基禎は売国奴の反逆者になるのか?
■ その当時は、植民地であり、大日本帝国でした。歴史歪曲しないようにしようよ。
■ 当時、韓半島にどんな国があったのか。民族的自尊心が許さないのは同感ですが、日本代表として出て優勝したのだ。
翻訳元:http://ur2.link/JJaz
少なくとも韓国ではないだろう、そんな国は当時まだなかったんだから