7日韓国メディアは、韓国統計庁の「2018年8月 非賃金労働と非経済活動人口付加調査」の結果を引用し、雇用の悪化で求職者は希望月給を下げ、求職者の1割は月給100万ウォン(約10万円)未満、求職者の半数は月給200万ウォン(約20万円)未満でも構わないと回答したと報じました。
記事の主な内容:
7日、統計庁が発表した「2018年8月 非賃金労働と非経済活動人口付加調査」の結果によると、1年以内に賃金労働就職希望者のうち月に200万ウォン未満レベルの賃金を希望している人は51.6%だった。
求職者のほとんどが希望賃金を下げている中、月に100万ウォンにも及ばない賃金でも構わない求職者が10.0%に達した。月に200万ウォン以上の賃金希望者は48.5%であった。
賃金の期待値は、女性がより低かった。女性求職者10人のうち6人(64.7%)は、月に200万ウォン未満が希望給料だった。特に月100万ウォン未満まで下げた女性求職者(14.7%)は男性(4.0%)の約4倍に達した。月に200万ウォン以上を希望する女性求職者は35.2%であった。
逆に男性の求職者は、10人のうち6人(65.2%)が月に200万ウォン以上を希望していた。200万円未満の賃金希望者は34.8%で、女性求職者に比べて少なかった。
求職者の希望職業は事務職が26.4%で最も多かった。次いで、管理者・専門職、サービス・販売従事者がそれぞれ25.0%、22.8%と続いた。
男性は事務従事者希望者が26.4%で最も多く、女性はサービス・販売従事者を希望する求職者が30.9%で最も多かった。
求職者が雇用を見つける際に最も多く考慮することは適性と専攻だった。求職者の29.5%が自分の適性や専攻に合った仕事を見つけることを望んでいた。
賃金水準と勤務条件(勤務時間の柔軟性など)を重要視する求職者もそれぞれ26.5%、22.4%で多かった。雇用安全性と職場の規模を大切に考えている人は21.3%と集計された。
引用元:https://bit.ly/2qzQzec
このニュースに韓国人から関心の声が寄せられていました。
以下、韓国人の反応を翻訳しました。
韓国人の反応
■ 月に200万ウォンも?記者が狂ってるね。
■ これが所得主導の成長だ!!!北朝鮮のように下方平準化されている!これが左派が望んでいることだ!ふふふ。
補足:所得主導の成長とはムン政権が掲げる最低時給の急速な引き上げによる成長のことです。
韓国の歴代最低時給(%は前年比上昇率):
2011年:4,320ウォン(約432円)5.1%↑
2012年:4,580ウォン(約458円)6.01%↑
2013年:4,860ウォン(約486円)6.11%↑
2014年:5,210ウォン(約521円)7.2%↑
2015年:5,580ウォン(約558円)7.1%↑
2016年:6,030ウォン(約603円)8.06%↑
2017年:6,470ウォン(約647円)7.03%↑
2018年:7,530ウォン(約753円)16.38%↑ 今ここ
2019年:8,350ウォン(約835円) 10.9%↑ 決定
2020年:1万ウォン(約1000円)19.76%↑ (反対により現段階では断念)
■ 東南アジアレベルだな。これが所得主導の成長?
■ 韓国の女性は反省してください。
■ 時代は変わり物価は上がったが、月200万ウォン以上の会社に就職することも容易ではないなんて…。本当に切ない現実。
■ 本当に深刻です。
■ 韓国の平均は150万ウォン(約15万円)が適している。
■ ムン・ジェインワールド…。
■ ムン災害。ふふふふふふ。
■ 9級公務員(日本の国家3種に相当の下級公務員)の初任給は160万ウォン(約16万円)にしかならない…。
■ 100万ウォン(約10万円)以下は、中国以下じゃないか〜。
■ 結婚を放棄すれば可能なようだ。
■ 悲惨である。
■ これが国か…。
■ 涙が出る T_T T_T
■ ただラーメンを食べて静かに生きろ。
■ 自営業者は150万ウォン(約15万円)でも大変。
■ 最近月に200万ウォンくれる会社はあまりな〜い。大韓民国は滅びて行く。
■ 希望がない。
■ 心が痛い。韓国の現実。。。
翻訳元:https://bit.ly/2qzQzec
十万円も貰えるってだけで十分発展し過ぎでしょ