ファイナンシャルタイムズによれば、世界で最も古い出版社である、英ケンブリッジ大学出版局が、天安門事件やチベット問題、中国国内の人権問題などに関する300の記事を中国からアクセスできないようにしたそうです。
これに対してケンブリッジ大学出版局は、他の出版物が中国国内で引き続き利用し続けられるための措置だと説明し、中国側からアクセス遮断に従わなければ、中国でのビジネスに悪影響が出ると警告されたそうです。
このニュースに関して外国人から様々なコメントが寄せられていました。
以下、海外の反応を翻訳しました。
海外の反応
■ 人権を大切にする社会にとって、今日という日は悲しい日になったね。ケンブリッジ大学出版局のような卓越した出版社がこんなことをするなんて受け入れられないわ。ケンブリッジ大学はお金より倫理を優先すべきだし、この行動は撤回すべきだよ。
■ 世界で最も名声のある大学のうちの1つが検閲だなんて…。
■ ケンブリッジ大学の教育と研究の質に対して今後は懸念すべき?
■ 本当に信じられないよ。恥を知れ。
■ これが全体主義国家のやり方だよ。
■ ケンブリッジ大学は中国人の受験者と生徒からいくらお金を稼いだの?
■ 世界はこの検閲に立ち向かうべきだよ。
■ とても悲しいよ。
■ ケンブリッジ大学出版局は恥を知れ。もし現在のホワイトハウスがネオナチや白人至上主義に関する敏感な内容の論文を排除するよう圧力をかけて来たら、ケンブリッジ大学はこれに従うの?ジャーナリズムにおける高潔さや倫理観はどこに行ったんだよ?結局、この大学も学問の場としての原理原則に反して、大学の経営のためだけに中国からの留学生を誘致してるんだね。
■ 歴史は少しの間なら隠ぺいできるけど、永遠に隠すことはできないよ。この共産主義者たちは始皇帝のようだな。隠ぺいしたい資料を全て排除しても、歴史は彼らの悪事を見破るよ。
■ ケンブリッジ大学には失望したよ。学問に対する高潔な姿勢はどこに行ったんだ?
■ 言論や情報、様々な考えを持った人たちを恐れるのを止めない限り、中国は決して偉大な国にはなれないよ。
■ 共産国家、中国はまた歴史を改ざんしようとしている。
■ 言論の自由。真実を知る自由。
■ 原理原則よりもお金を取ったケンブリッジ大学よ、恥を知れ。
■ いつから世界は中国の命令を聞くようになったの?
■ 歴史というものは、力がある国によっていつも変更されてきたんだよ。
翻訳元:goo.gl/xkBha4 goo.gl/2pF7to goo.gl/ghcE5k
ガッカリだ。中国に屈服したね。